浪人生のみ受験した旧課程の数学ⅡBも解説をかいてみました.
問題 | 配点 | 分野 | 解答と解説 | 備考 |
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第1問 | 15点 | 三角関数 | 新課程第1問と同じ | |
第2問 | 15点 | 指数・対数関数 | 新課程第2問と同じ | |
第3問 | 22点 | 微分積分法 | 新課程第3問と同じ | |
第4問 | 16点 | 図形と方程式 | 第4問解答と解説 | |
第5問 | 16点 | 確率統計 | 第5問解答と解説 | |
第6問 | 16点 | 数列 | 新課程第5問と同じ | |
第7問 | 16点 | 空間座標 | 新課程第6問と同じ |
新課程の配点に合わせていつもと違う大問7題の構成。ちょいちょい間違えそうなトラップがあるもののできはよかったと聞いた。選択問題は数列、ベクトルで良かったセットでした。この2つより統計分野は計算がこややこしく点数が取りにくい感じでした。
新課程にはない旧課程の問題ににコメントをつけておきます。
第4問図形と方程式の問題。傍心の軌跡の問題で、言われるがまま計算すれば完答できる.個人的には先に$m$の範囲や$x$,$y$の範囲を絞っておくべきかと思った。軌跡が円の一部になるので、何かあるなと思って考えてみたら、定角の軌跡がみえてきた。最後は計算させたら鬼かと思ったけどしなくてよかった。念のため軌跡を求めたけど、すごい計算でした。定角の解法の方が求めやすかったので補足でかいておいた。興味があれば解説をみてください。
第5問確率と統計的推測の問題。母平均の推定の問題。新課程より難しいと感じた。計算が面倒だし、選択しない方が良かったかも。旧課程ではそもそもこの分野を選択する人は皆無でしたが。ベクトルが嫌なのでこの分野を選択するという生徒がいることもあったけど。ただ、面白い問題ではあるので、解くのをお薦めします。